かしこい中国人
随分前に中国の日本大使館の職員が、中国側の強要が原因で自殺したという事件があったが、このたび遺書の全容が判明したとの報道があった。
中国側は当時言いがかりだとかでっち上げだなどといった態度だったが、事実経緯を調査するという態度自体が無いことはいつもと同じ。中国人はでっち上げとか捏造という言葉が大好きなようだ。
ここ日本では誰が言ったのか、いつ誰のことを言ったのか、どのような証拠があるのか。などとさまざまな事実経緯から調査を始め、ことの真相を調べて公表しようとするが、中国などはいきなり捏造という。
このような捏造を捏造すること自体が現代の先進国では直感的に受け入れられないことだが、そんな事を知ってかしらずか簡単にそういってしまいます。
中国人て賢い人がいるのはよく知っています。でもその人たちが中国のために粉骨砕身しているかというと決してそんな事は無い。なぜなんでしょう。
彼らにとって中国は故郷ではあるが、何ら可能性も未来もないことをよく知っているのでしょう。中国以外の国で自分の才能を開花させているようです。ですから中国政府から国のために働けよと言われないようにしているのです。
要するに中国では公平性も情報の公開も人々の日常もとても比較できなぐらい遅れていて、人生を賭けるには値しないということを賢い中国人自身が認めているわけです。
日本においても頭脳流出という現象がありました。今でも頭脳は流出していますが、かつての意味での流出という言い方は今ではしません。なぜでしょう。それは情報公開が進み、程度の差があるものの日本にいてもアメリカにいても納得できる程度の差になっているからだと思います。
研究環境はアメリカがいいのでしょうが、生活環境においては疑わしいということもあります。
それにしても中国です。すでに公害問題で各地に暴動が発生し、実効性のある公害対策も進まない現状では、日本では考えられないような締め付けが行われているのは言うまでもないでしょう。
空中分解するのが早いか、日本と真摯に手を組んで公害問題などを解決しようとするのが先か。オリンピックまで持つかその後崩壊するか。岐路に立っているのは間違いありません。それに中国人が気づいているのか。眉唾物です。