最近中国の公害が問題になっているニュースをよく目にします。中国は国土もひろいが、人口も多く、たぶんほとんどの国民は農民ではないかと思います。
かつて日本でも工業廃水や工場の排気が農業や人の健康に重大な問題を引き起こしたことがありますが、中国はせっかく外国から工場誘致しておきながら、そのような公害に対する手当てがあまり出来ていないようです。
農業がやられると、食に困ることになりますし、なにより人口が多いので困ること必至です
もし中国がその食の部分を輸入しようとすると世界的に大変なことになりますし、輸入食材を農民たちが購入することが出来るかというと、出来るわけもありません。
勢い、そんな事になった工場や北京政府に対しての不平不満が噴出することは避けられませんし、工場に対する焼き討ちのようなもの、外国資本に対する攻撃や、またまた日系の工場にたいする攻撃等、不安になる材料は満載です。
そんな脳天気な国家がすぐそばにいるという不安がたまりません。
中国の防衛予算は増強ではなく、古い装備を新しいものに更新しているのですという話は聞き飽きました。そんな事をやっているどころではないと思いますが、中国は国防費をそんなに使って最新鋭のものにして一体どうしようとしているんでしょうか。
相手が持つからこっちも持つという言い分も聞き飽きました。中国から世界平和の何か新しい原理原則がうまれたという、さすがに4000年の歴史だなーと感心するようなことがあったためしがありません。
それで一体どうしてアジアの兄貴分と言えるのでしょうか。アジアの国々をその武力で黙らせて兄貴分に収まろうとする考え方自体4000年前の考え方に他なりません。
その点ロシアは国家を解放して、小さな国々には独立を認め、曲がりなりにも新しい時代を目指して歩んでいることは間違いありません。
中国も何か新しいことをしないではいられないはずですが、一体誰がそんな中国の首に鈴をつけて上げられるのでしょうか。