祝・ご誕生・皇孫殿下
ご誕生について男子か女子かを一生懸命何時間も論じているが、意味なし。女子だったらこうなる、男子だったらこうなる、皇室典範が改正されたらこうなるなんてことを一生懸命説明。
そういったことはそうなるように法律で決めるのでそうなるだけ。なんでそう決めるのかということが重要だ。
今のままでは皇位継承が維持できない、非常に不安定なので安定させたい。そのためにこうのように変更したい。そういうこと。
安定させるためにはどうするか。産まれた子はとにかく日本の象徴だ。そういうことだ。
今まで継続できたことがなんで出来ないのか、なんでそうなるためにはどうしたらいいか。そう考えないのか。
非常に不安定と考えるのは、有識者が言うセリフではない。有識者という限り、日本の歴史の過去現在に精通しており、社会経済との関連や一般庶民の生活など、日本の国がどう構成されているのかを理解し、少なくとも今までと違う制度を持ち込んだらほかすべてが変わり始めるのだから、何か違うからちょっと待ってということは出来なくなる。
総理大臣が代わるような話ではない。
聞いている人の中には、どっちでも自分に関係ないとか、天皇なんていらないと言う人もいるだろう。
もともと日本は天皇を中心にして出来上がっている。この部分を変えるとどうなるか、なんてことを会議して決めるということ自体相当無理がある。
教育でゆとりを持たせようとして時間を削減したとたんにどうなったか、皆よく知っているはずだ。
そんなごくごく日常の我々が一番していそうなことでさえ想定外のことが起こっている。そんなことが起こらないようになって初めて天皇制をいじることが出来る。
そんな教育問題や、道徳の問題が心配なくなって初めて触ることが出来る。
どうなるかわからないようなことを、ただ単に安定的に継承できればいいからという理科の実験のような考え方で変えるのは間違いの元だ。それに誰も責任を取れないということだ。