2005/10/21

世の中からいろんなリスクが人々の努力で一つづつ排除され、安全になったと思われれば思われるほど、皮肉にも自己や犯罪が日常から遠ざかり、不埒にも物の大事にする気持ちや人の命や動物の命を尊重する気持ちがなくなり、あろうことか人を殺してみたいとか、窓から外に投げ捨てたとかあり得ないような事件が続く。

世の中が今ほど安全ではないほんの何十年前ならばどんなところが危ないとか、危険な場所というものが大人も子供もわかっていたので、まずは事故は起こりにくかったし、愉快犯などというものもなかった。

これから先安全を追求していくと、自然や、自然の摂理から人々は遠ざかり、わかりきっているようなことでも、ひょっとしてどうなるだろうという犯罪が増えていくように思わざるを得ません。

安全ではありたいが、それを願えば願うほど安全から遠ざかってしまう今日この頃でした。