2006/08/15

ねまわし

企業の中でも、なぜかあいつはどんどん出世するというやつがいる。現場経験はないことはないが、叩き上げというわけではない。実績はまずまずぐらい。でも目立つことをやるのが得意。そのための社内根回しが上手。説得力もある。社外に何やら人脈がある。

そういう人って、たまにいます。なんであいつが取締役になったのか、とかねたまれます。仕方ありません。社内の右の人と左の人とに根回しができて、自分のプランを実行できる。そういうことです。

さて、日本は今どういう状態にあるんでしょうか。

社内一大改革をぶち上げてはみたものの、やり方が上手ではなかったせいもあり、60年前に大失敗。みんなの前で言いたいことをある程度言っては見たが、案の定だれも聞いてはくれない。

その後60年間にいろいろあったが、首寸前までいったものの奇跡の復活を経てそこそこの地位まで復活。

その日本の今の国内状況をみてとられたのか、隣の国から日本は何も変わっていないではないのかという踏み絵を突きつけられた。小泉首相は公約だからということで押し通せたが、次はそうはいかない。

さてこの段階で日本の首を寸前で支えてくれたアメリカも、アジアで日本の仕事ぶりの上手下手が見えてきた。根回しをあまりやらない、上手ではない、人脈がない。アメリカの傘に守られ過ぎて、ないない尽くしになってしまっている。

東京裁判もあの内容で押し通し、賠償問題も何もないはずなのになんで突かれるのか。日本のご近所付き合いのあまりの下手さ加減にアメリカもそろそろ首を突っ込まざるを得なくなるのか。それともアメリカも手を引き始める発端になるのか。アメリカが手を引き始めると中国の日本攻撃はもっと鮮烈になるのは間違いない。日本は戦争しませんといっているが、日本を守るためには仕方がない。そんな昔の同じ理論がまた復活。

なんで中国はそんな徴発をするのか。日本に勝ったとは思っていないのだろうし、本当は日本にあるモノを全部奪ってしまおうと思っていたのかもしれない。中国人らしい発想だ。しかしそこにはアメリカが居た。裁判も済んだし、何もない日本から当時取れるだけ取ったのでこれでいいだろうとなった。

次期首相の役割は、来年の選挙までという軽い気持ちではとうてい担いきれない重いものである。