2006/04/18

朝鮮人はなぜ物申さぬのか

北朝鮮絡みの報道が最近次第に増えている。報道が頑張ってニュースが増えている部分もあるだろうし、何らかの意図で情報が流れてくるということも念頭に置く必要もあるだろう。

北朝鮮は、日本に帰した拉致被害者の皆様をもって拉致問題は解決したとするのが条件らしい。何ですべての被害者を、もちろん生存しておればなぜ帰国させないのか。実に不思議だ。10人返すのも100人返すのも同じように思うが。

交渉事として残しておけば、いつまでも永遠に金づるになると思っているからこその誠意のない態度と言える。

世の中というのはまことに不思議なことに、日本には朝鮮総連という北朝鮮の関係者の出先機関があるが、北朝鮮に日本何々という出先組織は何も無い。日本側が日常的に情報を入手するのはまことに難しいと言わざるを得ない。

金独裁政権が崩壊後には、かつて東欧諸国がそうであったように必ず解放されるものと信したいが、必ずしもそうとは限らない。混乱に紛れて一層わからなくなることだってありうる。

北朝鮮がきれいに崩壊するためには中国の協力が欠かせない。しかし、中国は東南アジア諸国が資本主義化するのを嫌っているし、モンゴルのように独立しようとするのを徹底的に妨害している。これらを見るにつけ、北朝鮮が韓国側に吸収されることは決してないように思える。

ところで、金も人間なのでいずれ死んでしまう。北朝鮮が盤石な組織があればその自然と子供に政権が移譲されるのは世の常。しかし今の北はいつ崩壊してもおかしくないほどふらふらの状態だ。

こんな状態でまた親から子へと独裁が委譲されるのはまことに不思議な感じだが、北朝鮮というところでは、何が起こっても不思議ではない。