2005/09/03

アメリカ ニューオリンズ

あのアメリカで、救援がない。ニューオリンズで今起こっている信じられない事態は、いつまでたってもボランティアもなければ炊き出しの風景もない。貧民層とは言いながら、なぜかみんな肥満で動くことすらつらそうだ。

私の知っているアメリカはすぐに救援活動に入りどんどん救っていくアメリカだ。いつもは、こんなパワーはどこから来るんだろう、と感心するしかないアメリカの機動力。

でも今回は違った。いつまでたってもこれといって救援活動の映像が入ってこない。

今スーパードームにたむろしているのは黒人ばかり。ニューオリンズはジャズの発祥の地などと言ってはいられない。

アメリカ人の中ではだれも助けに行きたくはない町なんだろう。だからみんな及び腰なんだ。アメリカは自由と平等の国ではあるが、それはお金に比例した自由と平等。そして、待避勧告に対し逃げるのも自由だし、逃げないのも自由。

今回は、被害の発生は事前に明々白々。逃げなかったのは本人達の責任だということだろう。

心意気や人情などはなく、契約にもとづく義務と権利の国になんら間違いない。日本はこのような国がいざとなったら助けてくれると信じているが、間違いないのだろうか。